最新のパワーメーターが欲しい。年間走行の90%がZWIFTである私にはパワーメーターは必須のアイテムです。今使っている製品はStagesPower製。故障や不具合は無いのですが年代物でバージョンアップもありません。片側計測から発生する微妙な誤差と最新製品との機能差が残念な所です。ネットで検索すればするほど購買意欲が湧いてきます。
フレームやホイールとは違い購入しても速くなるアイテムではありません。StagesPower製でも最低限の機能はあるのですが最新製品の魅力には勝てません。自転車海苔の性です。そんな思いを抱きながら最近のパワーメーターを独自の観点で纏めました
タイプ
パワーメーターには色々なタイプがあります。クランク型、ペダル型、スパイダー型があります。昔はハブ型やバルブ型などもありましたが、重量や計測制度の問題から淘汰されてしまいました。クランク型、ペダル型、スパイダー型にはそれぞれ異なる短所があります。あえて短所についてまとめてみました
- クランク型
計測器が取付られた同一のモデル&同一長のクランクを購入する必要があります。当然マイナーメーカーのクランクや旧製品のクランクは販売されていません。また、左クランクには殆ど対応していません。 - ペダル型
Qファクター(クランクからの長さ)が広がり易く、スタックハイト(ペダル軸から踏み面までの長さ)も高くなる傾向にあります。近年は技術革新に解消されつつあります。一番の短所はペダルが消耗品である事。2番目はハンドル、サドル、ペダルは人と接触する重要なパーツで変更のハードルが高い事です - スパイダー型
スパイダーパーツ(右クランクにチェーリングを固定しているパーツ)を専用パーツに交換することで測定を可能にします。当然スパイダー構造を採用していないクランクには取り付けられません。クランク全体を交換する必要があります。クランク全体の交換はコンポの交換を意味します
ガニ股が悪い
3つの中でもスパイダー型が主流です。このスパイダー型について深堀します。一番正確にパワーを計測できると言われています。例えばペダルやクランクは上下左右のあらゆる方向に歪が発生します。Qファクターを広げる様な横の力は推進力には成りません。その点スパイダー部分の歪みは100%が推進力に替わります。この点から見てもスパイダー型が優秀である事は明らかです。
しかしスパイダー型にも問題もあります。それは右側クランクの中央に山(突起)が出来る事です。右クランクの形状は通常クランク自身とスパーダ―パーツ、チェーリングの3つに分かれています。このクランク自身とスパイダーパーツを接続する事で山が出来ます
この山、一部の人にはとても邪魔になります。シューズが擦れます。全ての人が擦れる分けではありませんが私は擦れます
- O脚の人はガニ股になる可能性が高い
- クリートを平行に設定すると膝に痛みが出易い
- 足先を開く様にクリートを設定すると痛みは治まる
- シューズの踵がクランクの山に近づき「擦れ現象」が発生する
私の場合、この「擦れ現象」は毎回起こる分けではありません。カーブの時やダンシングなどちょっとしたタイミングで起きています。ネットを検索しても同様のトラブルに悩まされている人は多く、私の場合は山の無いCampagnolo製クランクを利用して問題を解消しました
ここからは想像になりますが、この問題、体の小さな日本人に良くある現象だと思います。まず日本人の80%がO脚です。O脚の多くはガニ股です。欧米人にO脚の人は少ないそうです。つまりガニ股人が少ない事になります。また、骨格が大きい欧米人はQファクターが広い傾向にあります。Qファクターが広ければガニ股であっても踵はクランク中心から離れて行きます。
この問題を解決する方法が1つあります。それはクランクをshimano製を利用することです。shimanoのクランク形状には山がありません。さらに自社から両足計測可能なパワーメーターが販売されているので、擦れることは無く両足のパワーが測定できます
今後の製品開発に期待
素人考えで恐縮ですが、自転車のパワーを測る場所として適切な場所はフリーボディだと思います。パワーはタイヤから近い所で計測することが大切です。タイヤやリムに計測機能を持たせることは難しそうですが、フリーボディなら可能性はあると思います。
クランクと比べてフリーボディなら種類も少ないので製品化も楽そうです。メーカーの開発者の皆様頑張ってください
どのタイプも選べない
さて私の現状なのですが、終わっています。無理です。どのタイプも選べません
- クランクはCampagnoloの5本アーム11速製
- ペダルはTIME製
- ガニ股でクリートは足先開きの設定
ロードバイクの顔はチェーリングとクランクです。この部分が大きく変わってしまと全体のイメージも変わります。自動車やオートバイを購入する際も性能以上に影響するのは外見です。ロードバイクに乗り出した頃、同時期に発売されていたDURA-ACE 7800は選べませんでした。性能が良いのは理解していましたが外見がどうしてもダメで選べませんでした。そして選んだのはCampagnolo製のPCD135mmの5本ボルト仕様。この製品は見た目が良く2025年になっても愛好者が沢山いるのも頷けます。そんなわけで今でも予備パーツを沢山持っています。
ペダルはTIMEです。今はSRAMに買収されていますが、センター戻し機能が気に入っています。長距離ライドで膝の痛みに悩まされた事がありますがTIMEのペダルに変えてからは皆無です。TIMEペダルの中でも板バネよりもスプリング式のRXSがお気に入りで新品を数セット確保しています
最後にガニ股ですが、直せませんでした。ダメでした。何度がトライしましたが直せませんでした。時間を掛けて少しずつクリートを平行に近づけていきますが一定以下の角度になると膝が痛み出します。直ったと思っても100㎞走ると痛みが出たりします。
そんなわけで、どのパワーメーターも選べない事が分かりました。結論は「暫くStagesPower製の片足計測で我慢する」です。新たな製品が研究開発されるまで現状維持となりました

