公開されているデータを使って、小田原市におけるレンタルバイクガレージの需要数を予測してみます
予測範囲と条件を設定し簡易な予測を行います。条件は
・小田原市在住で、直近一年間に大型バイクの免許取得し、賃貸物件に住んでいる人
この人数を算出します。計算方法は下記数値を人口比率から計算しそれらの積を求めます
1.神奈川県と小田原市の人口比率をつかって保有数、販売数、廃棄数を算出(※1)
2.大型と中型の免許取得比を利用して値を案分(※2)
神奈川県 | 小田原市※1 | 大型バイク※2 | 中型バイク※2 | |
二輪車保有数 | 133,805 | 2,734 | 814 | 1919 |
新車販売数 | 7,611 | 156 | 46 | 109 |
中古販売数 | 12,146 | 248 | 74 | 174 |
廃棄数 | 3,667 | 75 | 22 | 53 |
神奈川県の大型二輪免許卒業生 5,972人。 神奈川県の普通二輪免許卒業生 14,075人。
上の表示より小田原市で一年間に増えた大型バイクの数は 98=46+74ー22 となります
この値に、20万人都市の30代の賃貸住まい率60%を積算すると 59 = 98×60% となります
小田原市で、新たにレンタルバイクガレージが欲しいと思う人は59人です。少ないです。小さな数値です。この人数をあてにしたビジネスはNGです。早くもガレージ造りに暗雲が立ち込めています。