バイク免許の取得数

警察庁の記事によると自動二輪免許の保持数は2000年65万人。その後は減少をつづけ2017年には33万人まで減少しています。その後2018年から増加し始め2021年には38万人まで増加しています。原因は、リターンライダや女性ライダーの増加など色々ありますが、一番の要因はバイクブームと言われています。このバイクブームは現在も続いており、全国の教習所で入校待ちや予約の取りづらい状況が発生しています。これにはコロナも影響していると言われます。通勤での満員電車への乗車を避ける為や、密を避け一人で出来る趣味を始める為に免許取得者が増えたと言われています。しかし、日本での最初にコロナが発生したのは2020年5月頃、バイクブームは2018年には発生しているので直接的な関係は無いのかもしれません。
専門家の分析によるとバイクブームは、駅前駐輪などバイク環境が充実した事、AT小型免許が取りやすくなった事、SNS等のバイク動画に共感した事などが上げられています。こちらもコロナと直接関連が無いためコロナが終息しても暫くバイクブームが続くと言われています。
懸念としては、若者を中心として発生したブームは長期継続しないことです。スキーブームやダイビングの様に一過性とならないことを祈ります。

免許の取得数が増えることでバイクガレージの需要も高まります。また、大型二輪の免許取得数も増加しています。これもレンタルガレージには良い傾向となっています。