この記事を掲載することで模倣犯が湧くことを懸念し掲載を躊躇していましたが、犯罪者には周知の情報で、一般ユーザには非公知である事を鑑みて投稿します
盗難手口
最近起きているレンタルボックス(コンテナ型のガレージ)でのバイク盗難の手口は以下です
- インターネットでレンタルボックスを検索し住所を取得
- 周辺からビデオカメラで撮影
- バイクが格納されているボックス番号を取得
- 深夜に鍵を破壊しバイクを盗難
レンタルボックスには管理人がいない為捕まるリスクも下がります。この手口で小田原地域のレンタルボックスでも高級バイクが盗まれたそうです。困ったものです
盗難責任
まずは盗難の責任について確認しておきましょう。レンタルボックスの運営方法は2つ
- 倉庫業として運営しているレンタルボックス
- 不動産業として運営しているレンタルボックス
倉庫業では、管理人が滞在し物の出し入れを管理します。第三者が関与することが難しく盗難は殆ど発生しません。一般的に倉庫業で盗難が発生した場合、責任は管理会社側(貸主)になります
不動産業として運営されたレンタルボックスでは物件の賃貸契約を締結します。賃貸契約の場合、物件の中に置かれていたものが壊れても盗難されても不動産会社側は保証しません。つまり借主の責任になります
レンタルボックスの欠点
盗難に対する不動産業型のレンタルボックスの欠点は以下です
- 住所がネットで調べられる
- 管理人がいない
- 南京錠タイプの鍵が多い
- アースロックは使えない
私見ですが、1と3が最悪です。南京錠はワイヤーカッターで壊せます。これでは簡単に盗難が出来ます。また、不動産型のレンタルボックスには契約上色々な制約がありアースロックは取付出来ません。これらの要因がレンタルボックスが狙われる原因になっていると思われます
盗難保険
盗難を完全に防ぐことは難しい事です。しかし、防止はできませんが対策は出来ます。最も有効的な対策は、盗難保険に入ることです。盗難保険は思ったより安価です。一度見積をしてもるのも良いと思います。因みに、盗難保険の欠点は旧車の価値が繁栄されない事と、カスタム費用が含まれない事です
駐輪環境を考える
この記事にたどり着いてしまった希少な方、今一度ご自分の駐輪環境について御確認いただければ幸いです
- 駐輪場所が外部から見える
- カメラや警備員などの監視体制が無い
- 安易な鍵を利用している。または、安易な鍵しか付けられない
- オートバイ自身に防犯ツールを設置していない
- 盗難保険に入っていない
これらの事象に当てはまった方、早々の対策を・・・
西湘ガレージのセキュリティ
- 住所情報を公開していません。契約者様にも遵守頂くため契約書にも記載があります
- ディンプルキーを採用し開錠難度を高めています
- シャッターを破壊されても簡単にオートバイが持ち出せない様に防犯ツールが設置されています
- 土間コンクリートを採用している為、「地球ロック」が設置可能です
- 24時間カメラが作動中。人の出入りは全て録画されます
西湘ガレージは高いセキュリティでオートバイを守ります